リモート面接で差がつく5つの準備――画面越しでも伝わる“本気度”とは
更新日:2025.05.01 (公開日:2025.05.01)
コロナ禍以降、すっかり主流となったリモート面接。
自宅でリラックスして受けられる一方で、「相手にどう見えているか」を意識しないと、知らず知らずのうちに評価を下げてしまうこともあります。
画面越しだからこそ、細部への気配りが“本気度”として伝わります。
1. 背景・部屋の明るさを整える
画面に映る背景が洗濯物や生活感のあるものだと、ビジネスマナーを疑われる可能性があります。
壁を背にするか、シンプルな本棚・カーテンなど、整った背景を選びましょう。
また、暗い部屋では表情が読みにくくなるため、自然光かデスクライトを正面から当てるのが理想です。
顔全体がしっかり映ることが、安心感につながります。
2. カメラ位置を目線の高さに調整する
ノートパソコンを机に直接置くと、カメラが下から見上げる角度になり、不自然な印象を与えます。
本やスタンドなどで高さを調整し、目線とカメラの高さを揃えるのがポイントです。
話すときは相手の顔ではなく、カメラを見ることで、目線が合っているように見えます。
3. 声の大きさ・話し方は普段より丁寧に
リモートでは音が途切れたり、相手に聞き取りづらくなることがあります。
意識して少し大きめの声で、はっきりと話すことが大切です。
早口になりやすい人は、1文ずつ区切って話すと伝わりやすくなります。
また、相手の話に対する相づちは、うなずくだけでなく「はい」「ありがとうございます」など声でも返すと、双方向のやりとりがスムーズに伝わります。
4. 通信環境と使用アプリは事前に確認
面接当日にアプリがうまく起動しない、音が聞こえないといったトラブルが起きないよう、前日には実際に通話テストを行いましょう。
自宅のWi-Fiが不安定な場合は、有線接続やテザリングなどの代替手段を準備しておくと安心です。
スマートフォンを予備機として手元に置いておくのもおすすめです。
5. 面接時の服装は「対面と同じ基準」で
「上半身だけだから…」と油断しがちですが、服装も印象に直結します。
スーツやオフィスカジュアルなど、応募先の企業文化に合わせた服装を選びましょう。
また、万が一立ち上がった際に見えてしまうこともあるため、下半身の服装にも気を配ることが基本です。
まとめ
- 背景や照明を整え、印象に差をつける
- カメラの高さと話し方を工夫して、対話の自然さを演出
- 通信環境と服装は「対面と同様」の意識で臨む
リモート面接も立派なビジネスの場。小さな準備の積み重ねが、信頼感ある自己PRへとつながります。