【シリーズ連載:退職編③】円満退職を実現するための3ステップ

更新日:2025.09.19 (公開日:2025.09.19)

転職を決意し、退職の意思が固まったら、次はいよいよ現在の職場にその思いを伝えるフェーズに入ります。誰もが目指したいのは、お互いにわだかまりなく、気持ちよく次のステップへ進むための「円満退職」ではないでしょうか。

前回の記事では「辞めたい」という気持ちが一時的なものか、キャリアを見つめ直すサインかを見極めるポイントを解説しました。

明確な意思を持って退職を決断したからには、その伝え方と手続きが非常に重要になります。少しの配慮や準備不足が、思わぬトラブルを引き起こし、後味の悪い別れになってしまうことも少なくありません。
そこで今回は、【シリーズ連載:退職編】の第3回として、お世話になった職場への感謝を伝えつつ、スムーズに退職するための具体的なポイントを徹底解説します。

▶前回記事「【シリーズ連載:退職編②】「辞めたい」と思う瞬間はチャンス?退職を決めるきっかけ」

▶第1回記事「【シリーズ連載:退職編①】退職届はいつ出すべき?ベストなタイミングを徹底解説」

円満退職の基本フロー:伝え方から引き継ぎまでの3ステップ

初めての退職で特に大切なのは「円満に辞める」ことです。どんなに不満があっても、感情的な伝え方は避けるべきです。
トラブル回避のため、最後まで誠実な対応が未来を拓くと思って、次の3つのステップを進めていきましょう。

STEP1:上司への伝え方

まずは直属の上司に、口頭で退職の意思を伝えます。突然の報告ではなく、事前にアポイントを取り、落ち着いた場で話すのが望ましいでしょう。その後、正式に退職届を提出することで、会社側も手続きを進めやすくなります。

▶関連記事「退職願・退職届の正しい書き方 ――円満退職の作法とは?」

STEP2:業務の引き継ぎ

退職が決まったら、引き継ぎ資料を整理します。担当案件の進行状況や取引先の情報などをまとめておくことで、後任者がスムーズに業務を続けられます。自分が退職した後も職場が滞りなく回るよう配慮することが大切です。

STEP3:感謝の気持ちを伝える

最終出社日まで誠実な姿勢を保ちましょう。同僚や上司に感謝の言葉を伝えることで、退職後も良好な人間関係や人脈につながります。社会人としてのマナーを守ることは、トラブルを避け、次の職場でも前向きにスタートを切るための大切な準備です。

まとめ

退職は誰にとっても大きな転機ですが、基本のフローを押さえて準備すれば、トラブルを避けて次のキャリアへと前向きに進むことができます。
特に「伝え方」「引き継ぎ」「感謝の気持ち」という3ステップを意識することで、職場との関係を良好に保ったまま新しい環境へ移行できるでしょう。

円満退職の具体的な準備方法は、弊社キャリアアドバイザーがサポート可能です。迷いや不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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